当院で扱う疾患
7.鼻の病気
副鼻腔炎
症状
副鼻腔(上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞)に膿が貯留し、膿性鼻漏(うみ鼻)や頭痛、頬部(ほほ)痛、鼻内のイヤなにおい、発熱等の症状がでます。また上顎洞に溜まった膿が歯の根元を刺激し、歯が浮いたように感じることもあります。
診断
特有の症状と画像診断(単純レントゲンやCT)で診断します。
治療
軽度から中等度の場合は、鼻処置(吸引機で鼻腔内の鼻漏を吸引除去する)やネビュラーザー治療、薬物治療を行います。また生理食塩水による鼻腔洗浄(鼻うがい)等も有効と言われています。鼻の中にポリープがあるような重症例は、手術適応となります。